臼杵市 星月庵にて、名物の胡麻豆腐を頂きました。
胡麻豆腐は、住職自ら一時間かけて胡麻をすり、手間と時間をかけてご提供しているようです。
禅味料理( 精進料理 )で特に季節を重んじて、五法、五色、五味の組み合わせで作られるようです。
一つのお膳の中にこの基準を活かし、眼、耳、鼻、舌、身、そして意、すなわち五感と意（こころ）で感じる味です。眼で味わう、耳で聞き味わう、鼻でかぎ味わう、舌で味わう、身意で感じ味わう、このように五感全体で味わう料理です。大変繊細な味付けで、住職のお話も聞け、こだわりがすごく、大変美味しく頂きました。
今回は、「 松花堂 」を頼みましたが、品数が多く、胡麻豆腐も付いておりました。
なお星月庵は、ミシュランにも選ばれたようです。
素晴らしい。
◎五法とは、生、煮る、焼く、揚げる、蒸すの調理法です。
◎五色とは、青、黄、赤、白、黒の色彩で仏教の宇宙観を表します。
◎五味とは、醤油、塩、甘味、酢、辛味（カラシ、生姜、山椒等）
